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Fisher's Column

vol.7 山形釣行記-後編/奥田 巌啓[2010.08]

大失態

赤川

まだ真っ暗な早朝、赤川に向かう。
前夜かなり雨が降ったようで、前日とうって変わって大増水になっていた。
「ちょっと厳しいか?」
前日の下見から急いで日向川に釣り場を変更する。
こちらは笹濁り。「いける!」皆気合が入る。
しかし、私は昨夜のお酒がしっかり残っていて頭がガンガン。どうにも身動きできず、最大のチャンスの時間帯はリタイアしてしまった。
午後から気合を入れたものの時すでに遅し...。勝負は最終日の早朝2時間のみとなってしまった。何とも大失態。
トミヤマさんで釣券を購入し、明日の最終日に備える。

最終日

午後にはフェリーに乗らなくてはならない。
ロッドが振れるのは早朝4時から6時までの2時間。探れるポイントはおそらく1箇所だろう。
前日までの釣りを活かし、ポイントは上流部に決めた。
この2日間にここでは釣り人を見かけなかった。そして何よりここは昔一発逆転をした、とても思い出深い場所なのだ。

前日の増水も落ち着きを取り戻し、水の具合は申し分ない。 ヒットするならタイムアップ寸前になるだろう...まずはローズマリーを結び、静かにスイングさせる。
何事も起こらないまま、時間だけが過ぎていく。
あと30分。
少し戻りラインを一つ速くして、フライも結びなおした。
3年前にカムチャッカにキングサーモンを釣りに行った際にキング、シーマなどを爆釣した自信作だ。
その後改良を加えて北海道でもアメマス、シートラウトなどたくさんの実績を作ってきた。 条件は似ている。「きっと桜鱒に出会わせてくれる。」そう信じてキャストを繰り返した。
核深部にさしかかる。「来る!」そう信じて疑わなかった。
その時、セットしておいたアラームが鳴った。

帰路

サクラマス

結果的にはサクラマスには出会うことができず、せめてあと1時間...という感が残ってしまったが、みな清々しい気持ちだったことと思う。
「また来年」と、新たな目標が見えたに違いない。
名残惜しいがここで帰路に着くことになった。
帰りの航路は青森県下北半島の大間から。
ここに来てまぐろ丼を食さずには帰れない。腹ペコのまま大間を目指す。
絶品の大間のまぐろ丼を食し、空腹を満たしたあとの車内では早くも来年のサクラマスシーズンの話で持ちきりになった。
来シーズンこそ...。
(了)

まぐろ丼

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